【初心者・初級『part17』】ラコスタの「初心者・初級」で目標にしている『一定のリズム』について

2024年12月7日

#初心者・初級

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A-CHAN

前回の記事で、テンポについてわかったけど、

ラコスタの「初心者・初級」では、

『一定のリズム』でコード弾きができることを目指せばよかったよね?

リズムとテンポって違うの?

リズムとテンポって似ていて、まぎらわしいよね!

今回は『一定のリズム』について説明するね!

Ra-kun


このページでは、ラコスタの「初心者・初級」で目標にしている『一定のリズム』について詳しく記載しています。


【初心者・初級『part17』】ラコスタの「初心者・初級」で目標にしている『一定のリズム』について


ラコスタでは、「初心者・初級」について、「『一定のリズム』でコード弾き(弾き語り)ができる」ことを目標としたレベルと定義しています。

ラコスタで定義している『一定のリズム』とは、

一定のストローク又はアルペジオにより演奏することです。

まずは、4ビートのストロークをマスターしましょう!!

4ビートについては、下記の記事で詳しく解説しています。

アルペジオについては、ストロークより難しいので今後解説する予定です。

また、下記では、リズムとテンポの違い等について、「リズム」、「ストローク」、「テンポ」を整理しながら解説したいと思います。

リズム、ストローク、テンポについて

リズムについて

リズムとは、「ギターで弾き語りをする際に必要な知識「コード弾き」について 【ギター演奏に関する情報(初心者・初級)<part7>】」で記載したように、

音楽の三大要素の一つと言われています。

三大要素は、
「メロディ」、「ハーモニー」、「リズム」の3つの要素です。

「メロディ」は、弾き語りであれば「歌」が担うこととなります。
また、「ハーモニー」は、弾き語りであれば、「ギターのコード弾き(伴奏)」が担うこととなります。

最後の「リズム」については、これまでラコスタでは、「音楽の三大要素の一つ」としか説明してきませんでした。

「リズム」については、弾き語りであれば、「歌」と「ギターのコード弾き」どちらも意識する必要がある音楽の重要な要素です。

具体例があった方が、わかりやすいと思いますので、このブログで何度か登場している「Under the Spreading Chestnut Tree(大きな栗の木の下で)」の楽譜の一部を使用して説明させていただきます。


(図1)「Under the Spreading Chestnut Tree(大きな栗の木の下で)」での楽譜の一部



図1の楽譜(「歌(メロディ)」)を手拍子で表現すると、下記の動画のようになります。







「リズム」とは、この動画のように手拍子をたたくことで表現できます。

そのイメージを持っておくことが大切だと考えます。

つまり、「リズム」とは楽譜の音符や休符により表現できるものということです。

ただし、楽譜の音符には「リズム」だけでなく「音の高さ」も表されています。

リズムは「音の高さ」を無くして、下記のように表される場合もあります。


(図2)「Under the Spreading Chestnut Tree(大きな栗の木の下で)」での楽譜の一部 【「音の高さ」を無くした表現】




上の(図2)は、(図1)から「音の高さ」を無くしたものです。

「リズム」については、上記のように「音符等で表現できるもの」ということを把握しておきましょう!


ストロークについて

ストロークとは、「ギターで弾き語りができるようになるまでに必要な基礎知識5項目について 【ギター演奏に関する情報(初心者・初級)<part6>】」で記載しましたように、

ピック等を使って上下に振って、穴(サウンドホール)の真ん中をあてて弦をはじいて音を鳴らすことです。

上記の「Under the Spreading Chestnut Tree(大きな栗の木の下で)での楽譜の一部」の動画の例では、「歌(メロディ)」のリズムは、手拍子によりとりました。

弾き語りの場合は、「歌(メロディ)」と「「ギターのコード弾き(伴奏)」の両方がリズムを意識する必要があり、下記の方法でリズムをとります。

・「歌(メロディ)」:歌う

・「ギターのコード弾き(伴奏)」:ストローク又はアルペジオ

「ギターのコード弾き(伴奏)」は、アルペジオにより、リズムをとることも可能ですが、ストロークより難しいので、まずはストロークに慣れることをお勧めします。

また、一般的に「ギターのコード弾き(伴奏)」の「リズム」については、「コード」と「リズム」が分かれば演奏できるので、上記の(図2)のように「音の高さ」を無くした方で表されることが多いです。

リズムをパターン化されたものを、「ストロークパターン」と呼ぶこともあります。

一定のリズム(一定のストローク)について


先程の図(図1や図2)は、「歌(メロディ)」のリズムを表していました。

弾き語りをするうえで、好きな曲をアレンジを加えず演奏するのであれば、「歌(メロディ)」のリズムは、アーティストが歌うリズムを再現できるように練習します。
(歌うのが嫌いな人は、口ずさんだり鼻歌でもOKです。)

「歌(メロディ)」のリズムは、アーティストが歌う曲をたくさん聞いて確認するか、販売されている楽譜やカラオケ等を利用すると確認することができます。

もちろん、歌っているのは、プロのアーティストなので、全くそのとおりに再現することは難しいです。しかし、少しでも近づくように、カラオケ等を利用して練習することになります。


では、「ギターのコード弾き(伴奏)」のリズムは、どんなものでしょうか?

これは、好きな曲を再現しようとしても難しいです。

なぜなら、プロの楽曲の伴奏は、ギターの他にも様々な楽器が使用されていることが多いからです。

また、仮にギター1本で伴奏されている曲だとしても、「最初に習得するべきギター(弾き語り)のストロークについて 【ギター演奏に関する情報(初心者・初級)<part11>】」に記載しましたとおり、プロのアーティストの演奏のような、複雑なストローク(リズム)でギターを弾きながら、歌うことがとても難しいからです。

したがって、「ギターのコード弾き(伴奏)」のリズムについては、

ラコスタの「初心者・初級」では、一定のリズム(一定のストローク)で演奏することを目標にするべきだと考えています。

そのリズム(ストローク)については、【ギター演奏に関する情報(初心者・初級)<part11>】」の記事に記載しているので、参考になれば幸いです。

テンポについて


テンポとは、前回の記事「ギターの練習に必須アイテム「メトロノーム」について 【ギター演奏に関する情報(初心者・初級)<part16>】」に記載しましたとおり、演奏するスピードを表します。

リズムとテンポの違いについて(まとめ)

リズムについては、上に記載のように「音符等で表現できるもの」です。

テンポについては、前回の記事のとおり4分音符が1分間に鳴る回数(スピード)を指します。

リズムとテンポの違いは、

結局、言葉に表現すると難しいので、

本日紹介したイメージを把握できていれば十分だと思います。


今回はここまでです。ありがとうございました!

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