A-CHAN
前回の記事を参考にして、練習していく曲を決めることができたよ!
「Stand By Me」にしてみようかな!
楽譜はどうやって用意すればいいのかな?
今回は楽譜を準備する方法について解説するね!
手間はかかるけれど、一定のリズムで丁寧な演奏を心掛けていくためにも、楽譜の準備は怠らないようにね!
Ra-kun
このページでは、ギター(弾き語り)の楽譜を準備する方法について詳しく記載しています。
【初心者・初級『part9』】ギター(弾き語り)の楽譜を準備する方法について
楽譜を準備するには、「コード譜配信サイトを利用する」、「販売されている楽譜を購入する」又は「コード譜配信サイトの情報を参考にして自分で整理する」の3種類の方法があります。
上記、3種類の方法について解説します。
3種類の方法を、バランスよく使い分けて練習すると良いと思います。
コード譜配信サイトを利用する方法について
Googleで「○○○(調べたい曲)コード」と調べるとギターのコード譜が掲載されているサイトが、上位にヒットされます。
今回紹介している3種類の方法の中で、一番時間をかけることなく用意することができます。
私は、まず弾き語りをしてみたい曲があれば、この方法でコード等を確認して練習しています。
ただし、本格的に練習する曲を決めた後は、メモ等を書き入れたい場合があるので、後にご紹介する2種類の方法を使用することが多いです。
コード譜配信サイトを利用する方法についてのメリット・デメリットは下記のとおりです。
●メリット
・とにかく手軽で、すぐにコードを調べることができる。
●デメリット
・無料版だとスクロールのタイミングを設定できない場合もある。
・練習中に気付いた点などを楽譜にメモできない。
販売されている楽譜を購入する方法について
Googleで「ギター 楽譜」と検索すると、いろいろなサイトがヒットします。
私がよく利用している「ぷりんと楽譜<https://www.print-gakufu.com/>」
を例として御紹介させていただきます。
(※リンクを掲載しておりますが、広告ではありません。私がよく使用しているので例として提示させていただいているだけです。)
「ぷりんと楽譜」とは、音楽教室で有名な「株式会社ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス(YMEH)さん」が運営されている楽譜を購入できるサイトです。
ギターの弾き語りに関する楽譜も多く掲載されており、データの購入が可能です。
データであれば、タブレット端末で利用するのが良いでしょう。
また、タブレット端末であれば、足踏みをすることによってページをめくる附属品が販売されているので、それを使用すればページの枚数等を考える必要は無いかもしれないです。
タブレット端末を持っていなければ、紙媒体でもコンビニ等で簡単に印刷することができます。
ただし、紙媒体で印刷する場合も、楽譜の管理・整理の観点から、データをダウンロードしてから印刷した方が良いかもしれません。
なお、購入する前は、サンプル品の確認をすることができるので、「使用されているコードが難しくないか」、
また、紙媒体の印刷を検討している場合は、「A4サイズで何枚になるか」を購入前に確認しておくと良いでしょう。A4サイズで3枚から4枚程度に収まるものが良いかと思います。
販売されている楽譜を購入する方法についてのメリット・デメリットは下記のとおりです。
●メリット
・綺麗にまとめられている。
・すぐに楽譜が手に入る。
・練習で気が付いたこと等をメモすることができる。
●デメリット
・費用がかかる。
・紙出力すると枚数が多い場合がある。
・サンプルだけでは難易度が見分けにくい。
・コード譜配信サイトに掲載されているコードより難しい場合がある。
コード譜配信サイトの情報を参考にして自分で整理する方法について
コード譜配信サイトの情報を参考に、コードと歌詞を確認し整理する方法です。
私の場合は、本格的に練習する曲を決めた後は、「販売されている楽譜を購入する方法」か、この方法を選択することが多いです。
整理した楽譜の具体的な例を(参考)「Under the Spreading Chestnut Tree(大きな栗の木の下で)」作成してみましたので、よろしければ参考にしてください。
(コードダイアグラムは、今回の例では記載していますが、確実に覚えているコードであれば省略することが多いです。)
個人練習(個人的にまたは家庭内その他これに準ずる限られた範囲内において使用すること)を目的としていれば、コード譜配信サイトに掲載されているコード譜をパソコン等でスクリーンショットをとり、整理しても問題(著作権の問題)にはならないと認識しています。(著作権法第30条を参照してください。)
著作権については、後日整理して記載する予定です。
(ただし、作成した楽譜等を友人などの第三者に配布したり、有料で販売等をする等の目的で利用すると、著作権侵害となるので注意してください。あくまで個人練習の場合です。)
しかし、スクリーンショットをとって整理する方法であれば、カスタマイズをする観点からは、少し自由度が低い場合があります。
その場合は、自分でワード等に歌詞をうつして、コード譜配信サイトの情報を参考にして、コード名やコードダイアグラムを加えていくことが、個人的には良いと思っています。
(自分でワード等に歌詞等をうつす場合も、スクリーンショットと同様に個人練習を目的とするならば問題にはならないと認識しています。)
なお、コード譜配信サイトに掲載されているコードは、あくまでも参考として考えた方が良いと思います。
そもそも、個人練習として演奏をする際に使用するコードは、「このコードでなくてはいけない!」といった正解はなく、色々なサイトのコードを組合せたり、慣れてきたら自分でコードを変えてみたりしても問題がないと考えています。
すなわち、難しいコードを簡単なコードにして練習することも問題ないと考えます。
※youtubeなどで動画配信をするとなると、世の中に公開されるため厳格に考える必要があると思います。(あくまで個人練習であれば問題ないと思います。)後日、著作者を整理する際に詳しく記載しようと思います。
コード譜配信サイトの情報を参考にして、自分で整理する方法についてのメリット・デメリットは下記のとおりです。
●メリット
・自分なりに見やすい楽譜にカスタマイズできる。
・練習で気が付いたこと等をメモすることができる。
・コードも自分のレベル等にあわせて変えることができる。
●デメリット
・時間がかかる。
自分でワード等で楽譜を作成する場合、とても時間がかかるのではないかと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、私が実際に行っている裏ワザをご紹介したいと思います!
スクリーンショットではなく、自分でワード等で楽譜を作成する場合、手間がかかるのは次の2つの作業だと思われます。
- 歌詞をワードに入力する作業
- コードやコードダイアグラムを加える作業
上記2つの作業について、作業時間を短縮するための裏ワザを解説します。
歌詞をワードなどに入力する作業の裏ワザ
一般的に「歌詞」は著作権の保護対象となるので、この方法を使用される場合は、個人練習の目的に利用をとどめなければ著作権侵害となります。取り扱いにはご注意願います。
また、この方法は「JASRACさんが公衆送信権等を管理されている楽曲」限定の方法となります。
「JASRACさんが公衆送信権等を管理されている楽曲」で無い場合の方法は、現在見つけられておりません。
楽曲が、上記に該当するかは、Googleで「J-WID」と検索して、「J-WID(作品データベース内)」から調べたい楽曲を検索し、配信に○がついているかどうかを確認することで、簡単に調べることができます。
「裏ワザ:JASRACさんが利用許諾契約を締結しているUGCサービス(ブログサイト)に掲載されている歌詞をコピーする」
Googleで「〇〇〇(上記のブログサイト名) □□□(調べたい曲) 歌詞」と検索すると、だいたいの曲は、その曲を好きな方が歌詞を掲載されていることが多いです。それを利用させていただくものです。
なお、「コード譜配信サイト」や「歌詞掲載サイト」は、JASRACさん等と契約されており、歌詞を掲載されている場合が多いですが、ストリーミング配信サービスとなり文字データをコピーできません。
そのような事情があるので、下記の方法で、文字データをコピーすること(裏ワザ)を御紹介いたします。
具体的にワードに歌詞をうつすまでの作業は下記の手順のとおりです。
- 「J-WID」により、「JASRAC管理楽曲」か調べる。
- 「JASRACが利用許諾契約を締結しているUGCサービスの一覧のブログサイト」を調べる。Googleで上記のとおり検索すると調べられます。現時点(アップロード時)では、「アメーバブログ」などが該当します。
- 「〇〇〇(上記のブログサイト名) □□□(調べたい曲) 歌詞」で検索。
- 歌詞が掲載されているブログを見つける。
- 歌詞をコピーし、メモ帳へ貼り付ける
- メモ帳をコピーしワードへ貼り付ける。
- 文字の間隔等は「コード譜配信サイト」を参考にして微調整する。
上記の方法で行うと、「歌詞をワードなどに入力する作業」はそこまで時間がかかりません。
なお、一度メモ帳へ貼り付けする理由は、文字のサイズや字体の情報を初期化するためです。ワードに貼り付けて自分好みに後で編集する方法でも問題ございません。
また、上記の方法を使用しなくても、iPhoneユーザであれば更に楽に歌詞をコピーできます。
それは、調べた歌詞をスクリーンショットをとることです。
最近のiPhoneであれば、スクリーンショットから文字を読み取ることができるので、試してみてください。
コードやコードダイアグラムを加える作業の裏ワザ
「 裏ワザ:コードダイアグラ作成サイトを利用する。」
ここでは、ギター情報誌「ギター・マガジンWEB」の「ギターコード指板図くん - 作ろう! マイコードブック」<https://guitarmagazine.jp/mychordbook/>をご紹介します。
簡単にコード名やコードダイアグラムの「図データ」を作成することが可能です。
それをスクリーンショットで保存するなりし、先程の歌詞をうつしたワードファイルに貼り付けていけば作業時間の短縮を図れると思います。
具体的な作業は下記のとおりです。
- 使用するコード名をコード譜配信サイト等を参考にメモする。
- ギター・マガジンWEBの「ギターコード指板図くん - 作ろう! マイコードブック」のサイトにアクセスする。
- ①指板図の作成で「プリセット指板図」を選択。1でメモしたコードを選択し「登録」ボタンを押します。
- 「指板図配置欄」にドラッグ&ドロップで登録していきます。
- 画像をダウンロードし、スクリーンショットを行い、トリミングを行います。
- 「コード譜配信サイト」などを参考にしながら、コードの位置を確認して、歌詞をうつしたワードファイルにコードやコードダイアグラムを貼り付けていく。
上記の方法で行えば、綺麗に整理できると思います。
(参考)楽譜の例「Under the Spreading Chestnut Tree(大きな栗の木の下で)」
整理した楽譜の例です。
(画像が少しあらくなり申し訳ございません。)
なお、「Under the Spreading Chestnut Tree(大きな栗の木の下で)」を選曲させていただいた理由としましては、作詞・作曲者がP.D(パブリックドメイン)となっており、著作権が消滅した著作物だからです。日本語verは著作権保護の対象期間なので、英語の歌詞で作成しております。
※コードについては、自身で採譜しております。コードダイアグラムは、上記の裏ワザのデータを自身のブログに使用して良いか分からなかったため、自分で作成したものを使用しています。(裏ワザを使用すれば、もっと綺麗に作れます。)
上記のコード譜を見ながら演奏してみたので、ご参考までに。
(参考)「Under the Spreading Chestnut Tree(大きな栗の木の下で)」
今回はここまでです。ありがとうございました!
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