A-CHAN
楽譜も準備できたよ!
いよいよギターの練習ができるね!
今回からはギターの弾き方について解説していくね!
まずは、ギターを弾く前に実施しないといけないチューニングについて解説するね!
Ra-kun
このページでは、ギターのチューニング方法について詳しく記載しています。
ギターのチューニング方法について
ギターのチューニングについては、チューナーを使用するのが便利です。
「ギターをはじめる第一歩は? 【ギター演奏に関する情報(初心者・初級)<part1>】」でも、記載しましたように、ギターを弾く前は、毎回チューニングを行う必要があります。
チューニングとは、楽器を調律して音の高さを正しくすることです。
人間で例えると、準備運動のようなものです。
一度設定すれば良いという訳ではなく、一旦休憩などをした後は、再度チューニングを確認をする癖をつけておいた方が良いです。
まさに、人間の身体の準備運動と同じですね。
今回は、チューナーを使用したチューニング方法について更に詳しく解説していきます。
【初心者・初級『part10』】チューナーを使用したチューニング方法について
チューナーを使用したチューニングとは、ギターの先端にチューナーをとりつけ、左手は弦を何もおさえない状態で、6弦から1弦のそれぞれの弦を一つずつ鳴らして音の調整を行うものです。
代表的なチューニングとして、「レギュラーチューニング」と「半音下げチューニング(Half Step Down 又は Half Downと記載されることもあります。)」があります。
この2種類のどちらかに調整をすることとなります。
どちらに調整しないといけないかは、演奏したい曲の楽譜により異なります。
楽譜を購入した場合には楽譜にチューニングについて記載されています。
記載が無ければ、「レギュラーチューニング」と考えて良いと思います。
また、コード譜配信サイトもチューニングについて、ほとんどのサイトで記載されていると思います。記載が無ければ、「レギュラーチューニング」と考えて良いと思います。
チューナーの使用方法について
実際にどのようにチューナーを使用するかは、上の写真のとおり、ギターをまず構えて、ギターの先端部分にチューナーを挟みこみ画面を確認できるように角度を調整します。
設置ができれば、写真のように6弦から1弦のそれぞれの弦を1本ずつはじいていきます。
チューナーの画面を見て、合わせる音に対して、音が高いか低いかを確認します。
この時、左手はギターの弦にふれてはいけません。
合わせる音については、下記の「レギュラーチューニングの方法について」と「半音下げチューニングの方法について」を確認してください。
チューナーの画面を見ながら、対応しているネジ(ギターの先端のネジ)を回し、再度、弦の音を鳴らしてはチューナーの画面を見てを繰り返し音を合わせます。
どのネジが何弦に対応するかは、弦を観察すればわかると思います。
上記の写真も参考にしてください。
最初のうちは慣れないかもしれませんが、チューニングをしていくうちに慣れていきます。
弦の名称については、下記の記事を御確認ください。
ネジの回す方向は、ギターの大きい方(ボディ)から離れる方向に回せば、弦はひっぱられるため、音は高くなります。
逆にギターの大きい方(ボディ)の方に向って回せば、弦はゆるむため、音は低くなります。
チューナーによって、正しく音が調整できたときの反応はそれぞれです。
私の使用しているチューナーは、写真のように真ん中に合わせるタイプで、
正しく音が調整できると、画面が緑色に変わります。
注意点としまして、弦の回す方向で、特に1弦はギターの弦が細いため、ひっぱる方向に回しすぎると、弦が切れる場合があるので無理やり回そうとせず、どちらに回せばよいか慎重に確認した方が良いと思います。
弦が切れると、「バチッ」という音がなるようなので、ビビリの私はいつも慎重にしています。
私はまだ弦を切ったことがないので、弦が弱ってなければ、そこまで無茶をしなければ問題ないと思います。
(弦が弱るとは、弦の交換を長い間していなくて、すり減っている状態です。)
音が高いか低いかは下記の図を参考にしていただければと思います。
(文字が小さく表示される方は、拡大して確認していただければ幸いです。)
別に覚えなくても良いので、最初の頃はメモ等をとって確認していただければと思います。
図:音の高さについて
音を低くしたい場合は、弦をゆるめます。
音を高くしたい場合は、弦をひっぱります。
だいたいのギターは購入した際は、下記で紹介する「レギュラーチューニング」に近い音に調整されています。
音の合わせ方は、近い方に弦を「ゆるめる」か「ひっぱる」かを行い調整します。
例えば、Eに合わせないといけないとします。(レギュラーチューニングであれば、6弦と1弦の合わせる音がEです。)
チューナーで確認すると、Fの表示がでていました。
この場合は、上記の図を確認すると、F→Eが最短です。
つまり、音を低くするため弦をゆるめる必要があります。
弦をゆるめると、F→Eとなり合わせることができます。
一方で誤って、弦をどんどんひっぱていくと、F→(F#、G♭)→G→ (G#、A♭)→A→ (A#、B♭)→B→C→ (C#、D♭)→D→ (D#、E♭)→Eともなります。
しかし、これは同じEでも1オクターブ上のEとなります。
1オクターブ上とは、「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド〜♪♪」の「最初のド」と「最後のド」は同じ「ド」でも高さが違いますよね。
その「最初のド」を基準としたときの「最後のド」との関係のことを言います。
つまり、例のように遠い方のひっぱる方で合わせると誤っています。
ひっぱりすぎているため、弦が切れる可能性が高いので気をつけてください!
また、記載した例では、音を合わせる際に、ひっぱる方が遠かったですが、場合によっては、ひっぱる方が近いこともあります。
上記の図(音の高さについて)をメモ等していただいて、弦を「ゆるめる」、「ひっぱる」かどちらが、音を合わせる際に近いかを確認しながら、調整を行ってください。
レギュラーチューニングの方法について
下記のとおり、音を合わせていきます。
6弦:E
5弦:A
4弦:D
3弦:G
2弦:B
1弦:E
こちらは、メモ等をして毎回確認しても、もちろん問題ありませんが、チューニングは毎回調整するので、覚えておいても良いかもしれません。
私は、下記の語呂で覚えています。
「家 で 我 が 家は ビール」
「EA(Dで)わ(Gが)やは(BEーる)」
半音下げチューニングの方法について
下記のとおり音を合わせていきます。
6弦:D#またはE♭
5弦:G#またはA♭
4弦:C#またはD♭
3弦:F#またはG♭
2弦:A#またはB♭
1弦:D#またはE♭
こちらは、チューナーによってどちらの表示になるかはバラバラです。
また、たまに楽譜にも親切に上記のチューニングが記載されていることがあり、その際もどちらかで記載されています。
このチューニングについては、私は覚えていません。「レギュラーチューニング」に比べると使用頻度は少ないと思います。
また、必要になれば、その都度、メモしていたものを確認するかインターネットで調べて確認しています。
今回はここまでです。ありがとうございました!
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